2004/5/29
「座右のゲーテ」(斉藤孝 著 光文社新書)を読んだ。
次の一節が、目にとまった。
ある種の欠点は、その人間の存在にとって、不可欠である。
古くからの友人が、ある種のクセをやめたと聞けば、
不愉快になることだろう。
オレの友人に、歯ぎしりのすごいヤツがいる。
そいつの歯ぎしりは、朝5:30~6:00ぐらいの間に、
ゴリッ
という、強烈な音がする。
うるさい、とは思わない。
歯ぎしりの時間は、いつも正確。
なので、いい目覚ましになる。
そいつの歯ぎしりがなくなった、と聞いたら、
オレは、たちまち不愉快になることだろう。
えいじ 拝