『医者がマンガで教える 日本一まっとうながん検診の受け方、使い方』

日経ビジネスオンラインで連載中の、消化器専門医の近藤慎太郎氏の新刊です。
https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/author/15/053000219/

代表的な10個のがんについて、どのような検診で見つけることができるのか?について、マンガを用いて、わかりやすく書かれています。例えば胃がんの検診は、なぜバリウム検査よりも胃カメラの方が有効なのか?(P55)
発見が難しいと言われる膵がん、でも腹部エコーやCT検査で〇〇○が指摘されたら要注意(P199)
など、改めて知ることができるお話がありました。

医療に関する情報は氾濫しており、その結果、正しい治療方法を選択せずに死期を早めてしまうリスクがあります。その原因1つは、「おわりに」で著者が指摘しているように、医療が高度化、細分化した結果、医療者が同じ理想を共有できていないから。病気が早い段階で発見できれば、治療方法が複雑化する前の段階で、正解が求めやすくなり、そういった観点からも予防や早期発見は、とても大切なのです(P309-310から引用)
とのことでした。

医者がマンガで教える 日本一まっとうながん検診の受け方、使い方

2件のコメント

  1. 著者の近藤慎太郎です。
    ご紹介ありがとうございます!!
    きちんと読み込んでいただいて、とっても嬉しいです。
    日経ビジネスオンラインでは『食事・運動編』も始まっておりますので、良かったらご笑覧くださいませ〜!!

  2. 近藤先生、
    お返事が大変遅くなりましたが、
    コメントありがとうございました。
    日経ビジネスオンラインの連載、
    楽しみに拝読しております(^^)

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