仕事柄、交通事故の
対応をしておりますと、
話し合いで解決できない
事案が発生します。
その場合は、裁判所による
手続きを利用することに
なります。
少額の金銭をめぐる
争いごとですと、
簡易裁判所の管轄に
になりますが、
その中でも訴額が
６０万円以下の場合、
「少額訴訟」を選択肢
として検討をすることに
なります。
いくつか、参考図書を
探しましたが、
『大阪簡易裁判所少額訴訟集中係に
　おける少額訴訟手続に関する
　実践的研究報告』
が、大変参考になりました。

簡易裁判所の判事、書記官の
手によって、少額訴訟の
具体的な手続きにつき、
詳細にまとめられています。
ケーススタディーとして
・交通事故による損害賠償請求事件
・敷金返還請求事件
・解雇予告手当等請求事件
が掲載されています。
初めて少額訴訟に臨む人や
あまり不慣れな人は、
・何を、どうすればいいのか？
・何を準備したら良いのか？
・裁判所に行って何を話せば
　いいのか？
がわからないので、
この本を読みますと、
これらの疑問点が立ちどころに
わかります。
これから、少額訴訟の手続きを
検討する方には、お薦めの
一冊です。
おがわ　１３３１

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