先日の読書会で、ボクが
紹介した本は、
『200年企業』Ⅰ~Ⅲです。
この本で紹介されている
企業は、社歴が200年
どころではありません。
世界最古の企業と言われている
金剛組は、創業が578年なので、
社歴なんと1,435年!
そんな中でも、地元・茨城の
老舗企業がいくつか紹介されて
いましたので、抜粋します。
(敬称略)
Ⅰ巻目
・筑波山江戸屋(p.80)
筑波山神社のすぐ麓にある
老舗旅館。
先日、一般社団法人Co-Createの
経営計画ミーティングでお世話に
なったばかりです。
創業は1628年なので、
社歴は385年。
筑波山江戸屋と言えば、
「ガマの油売り口上」で
有名ですが、
太平洋戦争中には、
土浦海軍航空隊の予科練を
受け入れていたため、
米軍の攻撃目標となり、
機銃掃射を受けて屋根が
穴だらけとなってしまって、
北原白秋から贈られた
書などは濡れて
ぼろぼろになってしまった、
という知られざるエピソードが
紹介されています。
Ⅱ巻目
・小田部鋳造(p.202)
鎌倉時代に、初代の
小田部庄右衛門が、
鎌倉幕府に武具を
供給するために
河内国(大阪府)から
桜川市(旧真壁町)に
移り住んで創業、
約800年の社歴があります。
武具の生産から、
寺院の梵鐘を鋳造する
ようになったが、
幕末に黒船がやって
来たときには、撃退する
ための大砲を昼夜兼行で
鋳造したとか。
2005年には、北茨城市に
津波警報用半鐘を納品。
防災用無線は、停電時には
機能しなくなってしまうため、
「ハイテクよりローテク」の
半鐘の役割が見直されている、
とのことです。
Ⅲ巻目
・伊勢甚本社(p.112)
水戸城下の呉服商として
1724年に創業、
社歴は、289年。
百貨店やスーパーなどの
小売り事業を展開して
いましたが、一括して、
現在のイオンに譲渡して
小売業からは撤退。
現在は、水戸プラザホテルを
中心にしたホテル事業、
結婚式場事業、不動産事業を
展開しています。
・須藤本家(p.218)
創業は、記録によると
1141年とのことなので、
社歴は872年。
何百年も前から残る
手掘りの井戸から
くみ上げた水を
酒造に使っている、
とのこと。
1995年から輸出を始め、
ロンドンで開催される
醸造酒の品評会、
International Wine Challenge
の受賞歴は多数、
とのことです。
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