ミスを慰めるのはアマチュア


ノムさんの本は好きで、
ほとんど読んでる。
ノムさんは、多読家なので、
文章がものすごく上手い。
既出の本と重複する内容が
かなりあったが、改めて
気づきがあったのは、
ヤクルトの監督になった
ばかりのベンチ内でのこと。
エラーをしたある選手がベンチに
帰ってきたときに、控えの選手が、
ドンマイ、ドンマイ
と声をかけた。
そのことに対して、ノムさんは、
ミスを笑って許すとは何事だ!
傷をなめ合うのは、アマチュアの
やることだ。
戦う集団のやることではない!
と、烈火のごとく怒った。
以来、ヤクルトでは慰めの
言葉は、いっさい禁止された。
(p70より引用・一部略)
その後のヤクルトは、
ご承知の通り、黄金時代。
この本は、人材育成の教科書に
なるでしょう。
えいじ 935

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